どんなに不快な物事にも良い面はあるものだ。
正しい判断力で良いところをすぐに見極めよう。
ミツバチは甘い蜜にまっすぐに向かい、毒蛇はその苦い毒に酔いしれる。
人も同じだ。良いところに目がいく人もいれば、悪いところに目がいく人もいる。
良いところがたくさんあるのに、そこからたった一つの欠陥を見つけ出す天才もなかにはいて、その欠陥をあげつらう。なんとも情けないこの人たちは、そのまずい選択した罰を受けているのだ。欠点を探し回るのではなく、どんなことにも良いことのかけらを見いだせるほうが幸せなのに。どれほど、不運であっても、その中にまばゆく光る幸運を一つ見つけよう。
たまたま、そこにあっただけだとしても、その幸運に着目するのだ。正しい判断と選択をしたことで必ず報われる。(賢人の知恵より)