よい家をつくる「最上のわざ」とは

住まいの良し悪しは設計で決まります。動線プラン・仕様・設備・内装の色相・建物性能などの様々な検討が必要です。急いで計画すると、後で後悔する事も考えられますので、納得したプランで十分に検討する事をお勧めいたします。工事が始まって、少しずつ形が見えて来た時点で変更する場合、余分な費用が発生し、また建物の性能にも影響しますので注意して下さい。

まず、家つくりは、お気に入りの建築の専門家を見つけましょう。

「最上のわざ」をコピペします。

この世の最上のわざは何?
楽しい心で年をとり、
働きたいけれども休み、
しゃべりたいけれども黙り、
失望しそうなときに希望し、
従順に、平静に、おのれの十字架をになう--。
若者が元気いっぱいで神の道をあゆむのを見ても、ねたまず、
人のために働くよりも、けんきょに人の世話になり、
弱って、もはや人のために役だたずとも、親切で柔和であること--。
老いの重荷は神の賜物。
古びた心に、これで最後のみがきをかける。まことのふるさとへ行くために--。
おのれをこの世につなぐくさりを少しずつはずしていくのは、真にえらい仕事--。
こうして何もできなくなれば、それをけんそんに承諾するのだ。
神は最後にいちばんよい仕事を残してくださる。それは祈りだ--。
手は何もできない。けれども最後まで合掌できる。
愛するすべての人のうえに、神の恵みを求めるために--。
すべてをなし終えたら、臨終の床に神の声をきくだろう。
「来よ、わが友よ、われなんじを見捨てじ」と--。
解 説
上智大学学長も務めたヘルマン・ホイヴェルス神父(1890-1977)が、ドイツに帰国後、南ドイツの友人から贈られた詩。ヘルマン・ホイヴェルス(林幹雄 編)、『人生の秋に』、春秋社、1969年。の307ページから310ページの「年をとるすべ」という随筆の中で紹介されています。

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